燃焼と消火

火が燃えるためには4つの要素が必要です。


① 可燃性物質
② 酸素
③ 熱
④ 連鎖反応



可燃性物質とは、固体、液体、気体を問わず、継続的に燃焼する物質を指します。
酸素は、空気中に約20%が含まれているため、特殊な環境でない限り、どこでも火は燃えることができます。
熱は可燃性物質と酸素を結合させるためのエネルギーであり、火のほか、高温の物質、静電気などがあります。
燃焼中は数多くの化学反応が次々と複雑に起こり、燃焼が継続します。



消火は、これら4つの要素を取り除くことにより行います。



除去法
可燃性物質を取り除くことです。
日頃から行っている除去消火の一例として、ガスコンロがあります。
ガスの栓を閉めることによりガス=可燃性物質が取り除かれ火が消えます。


窒息法
酸素を遮断することです。
通常、酸素濃度が15%以下になると火は消えます。
火のついたロウソクにコップを被せるようなケースが該当します。


冷却法
温度を下げることにより燃焼を止める方法です。
最も身近な冷却方法は水です。
水をかけることにより温度が奪われ、また、水が蒸発する際にエネルギーを奪うことによりさらに温度が下がります。


負触媒法
燃焼の連鎖反応を抑えることによる消火です。
消火器の中には、ハロゲン化物やリン酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム等を含むものがあり、 これら成分により連鎖反応を中断します。





なお、消火器では、上記2~4の方法を単独で、または複合的に用いて製造されています。